来年の干支箸作成ついて
皆さんこんにちは宮崎漆器です。
毎日仕事に追われてしまい、気が付けば前回のブログから
1か月以上が経ってしましました。
忙しさを理由にせず、定期的にブログは更新していかなければいけませんね。
実は今、毎年注文を頂いているお客様からの依頼で、特注で来年の干支をかたどった絵柄入りの箸を製作しています。
どうですか、かわいいですよね!
この絵柄は「堆錦(ついきん)」と呼ばれる、漆器の加飾技法で制作しています。今回はその製造過程を紹介していきたいと思います。
まず、漆と顔料を混ぜた「堆錦餅(ついきんもち)」と呼ばれる材料を作り、ローラーを使い薄く延ばしていきます。
今回のように、箸の先に入れるような細かな模様は特に薄くの延ばしていきます。
今回の模様は3種類の堆錦餅を使います。
薄く延ばした「堆錦餅」に絵柄を入れていき切り抜いていきます。
出来た絵柄は、箸に貼り付けていきます。
しっかりと乾燥させれば完成です。
宮崎漆器には、既製の堆錦絵柄以外にお客様の注文に合わせて絵柄を
デザインすることも可能です。
お気軽にお問い合わせください。
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